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2006.03.07
米Tower Recordsがポッドキャストサービスの開始を予定
米Tower Records社は今年の夏よりポッドキャストの配信をスタートすると発表。
すでに他のポッドキャスト関係のニュースサイトでもとりあげられている話題ですが、同社によるとポッドキャスト番組の制作者は6000曲のカタログのなかから、自分の好きな楽曲を選び、番組内でつかうことができるとのことです。
カタログに記載される曲は小規模のレーベルや、IODA(Independent Online Distribution Alliance)と呼ばれるグループに所属するアーティストによるもので、最も人気の出たポッドキャストには広告枠を設け、販売を予定。また、広告収入はアーティスト、レーベル、番組提供者らで分配するとのことです。
ポッドキャストによる楽曲のプロモーションは既に一部のインディーズレーベルなどで行われていますが、同社のように大量のコンテンツを有している大企業が参入するのは初のこころみで注目すべきだと言えるでしょう。
今のところ日本のタワーレコードでは予定していないようですが、個人的にはなかなか課題が多いように思います。
その一つに音楽に対する考え、嗜好があるでしょう。
人によって音楽に対する考え方は違いますが、どちらかと言えば日本では音楽は「個人的なもの」として捉えられているように思います。
音楽が、
「自分が楽しむもの」「ひとりでゆっくり聴くもの」
であるなら、TOWERPOD.comが用意する楽曲は番組内でプロモートされるものではなく、文字どおり個人的に楽曲を楽しむための「カタログ」になってしまうでしょう。
日本のレコード会社が著作権に対して厳しく反応するのも、音楽は共有されるものでなく、所有されるものという意識が強くあるからではないでしょうか。
聴衆の善意に期待し、権利の一部を解放することで新たなプロモーションを行うか。
それとも権利をさらに管理することで既得権を維持するか。
日本のレコード会社はその選択を迫られているように思います。
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トラックバック時刻: 2006年03月08日 00:12
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