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2007.01.10

内藤みかインタビュー 〜PODTRAIN 朗読部門〜

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人気ポッドキャストを3番組ずつ、5人の有名ポッドキャスターたちがナビゲートする、ポッドキャスト入門CD「PODTRAIN(ポッドトレイン)」。朗読部門のナビゲーターを務める、内藤みかさんにポッドキャスト番組の制作について、インタビューさせていただきました。


自身のケータイ小説を「朗読」するポッドキャストを配信中!
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kikurendora_banner.jpg 内藤みかの聴く連ドラ 〜小説朗読Podcasting〜
ケータイ小説家・内藤みかの著作「LOVE※(ラブコメ)」「ラブリンク」などを、無料で音声配信する人気の朗読ポッドキャスト番組。短編、長編とアーカイブスも多数配信中です。 


mika_photo01.jpg―――朗読ポッドキャスト「聴く連ドラ」について、番組を始められたきっかけを教えてください。

 自分の小説をたくさんの人に伝える方法のひとつとして、朗読ポッドキャストもいいかなと思い、2005年の12月に配信を開始しました。私のケータイ小説をそのまま朗読して、連載配信しているのですが、ケータイ小説と同じように続きが気になってどうしてもまた聴いてしまう、という方が多いようです。想像以上に大好評で、現在7万人の方にご登録をいただいています。耳で聴いても同じように楽しんでいただけるんだと、とてもありがたく思っています。

―――まだまだ新しいメディア「ケータイ小説」ですが、苦労した点はありますか?

 そもそもケータイ小説がはじまったのが2000年頃なんです。読む媒体が携帯電話のため、小さい画面に100文字でいっぱいになってしまうので、長い告白の文章などは改行にすごく気を使いました。区切りよく、テンポよく、話を進めていかないと読者さんも次の画面にいったときに内容を忘れちゃうんですよね。普通の小説よりも物語を次のページへ強く引っ張ることについては、多少悩みます。

―――ケータイ小説×朗読のポッドキャストが人気なのは、ケータイ小説とポッドキャストが意外と親和性があるのでは?

 私のポッドキャストがうまくいっているのは、それがあるかもしれません。まるまる小説を読み上げているのですが、ケータイ小説ならではの区切りの良さが、ポッドキャスターの方々にも受けているのかなと思います。普通の小説と違ってケータイ小説はヤル気になればBGMを付けたりと、むしろ今後そういう展開をしていくのだろうと思います。以前私がやった実験は文字の色を変えることで、男性のセリフを青、女性のセリフをピンクにして普通の印刷メディアではなかなかできないことにチャレンジしていました。携帯電話の場合、HTMLを組み変えるだけなのでいろいろ遊んだりしています(笑)。フォントを変えたり、小さい挿絵を入れたりと、過去には主人公が歌った歌を着ウタにしたら、ものすごいアクセスがありました。マルチメディア的に結構いろいろと使えます。

―――自身の書いているブログについても、教えていただけますか?

 ブログは私の主義でテーマごとにわけています。複数のブログがあって、マスコミ出演情報などのお知らせブログ、日々の日記を書くブログ、あとイケメンブログという、「イケメンを見つけ次第忘れないように名前と顔写真のリンクを貼る」、いわゆる新人タレントさんを勝手に発掘しています(笑)。

―――今後、「聴く連ドラ」はどんな展開をしていく予定ですか?

 現在、「聴く連ドラ」の英語バージョンを配信しようと考えています。ポッドキャストのリスナーの方も英語を使われる方が多いようですし、海外リスナーさんにジャパニーズモバイルノベルがどのような形で聴いてもらえるのかを試してみたいと思っています。友達の翻訳家に英訳をお願いして、英語が得意な友達に朗読をしてもらい、どうにか私のポケットマネーでなんとかなりそうかな、と思っています(笑)。まったくの新しい試みなので、海外で火がついて海外で連ドラになったら、なお嬉しいです。反響もすごく楽しみです。このコンテンツは、2007年早々に配信を開始する予定です。

―――ポッドキャスティング自体がインターネットを介しているので、海外の反応もすぐわかりますね。

 いままではミニFMという個人では本当に限られた地域でしか流せなかったことが、今回の試みでいきなり国境を超えています。その辺を把握して楽しむことも面白いと思いますし、私の小説を海外でも味わってもらいたいなという気持ちももちろんあります。

―――著書など、告知はありますか?

 昨年の秋頃に本を2冊出しています。1冊目は『離婚の影にオトコあり。』という恐ろしいエッセイです(笑)。私の周辺の女性6人の体験談を元に、「好きな男性ができてしまい離婚せざるを得なくなってしまった彼女たちのドラマ」を淡々と恐ろしく綴っています。実際に不倫していなくても片思いのままで、勢いで離婚しちゃう方もすごく増えているんです。「妻がこうなったら要注意!」というポイントも書いていますので、男女共々お読みいただけたらと思います。

 もう1冊は『何かを書きたいあなたへ』という文章のノウハウ本です。以前も官能小説のノウハウ本『おしえてあげる』を出しているんですが、それはさておいて(笑)、この本は1つのシーンを8つの文体で書いています。「好きだった彼と再会した」というシーンを「日記」「ブログ」「エッセイ」「恋愛小説」「ケータイ小説」など8つの文体で書いています。番外編には「官能小説」の書き方も(笑)。この手法は、文章を書いてみたい方にはすごくわかりやすいようで、以前公演をやったときに大好評だったため本にしました。また、ケータイ小説の書き方の本としては恐らく日本で初めてだと思いますので、是非ご興味のある方は読んでいただけたらと思います。あと、この本にはおまけがついていて、本についているシールをめくると秘密のページへアクセスできるようになっています。そこにはたちまち文章が上手になる30のトレーニングが記載されているため、是非買って読んでみてください。

 さらに今年前半はケータイでの連載が3つ4つ一気に始まりますので、こちらもぜひよろしくお願いいたします。

―――最後に、今回のPODTRAINの収録はいかがでしたか?

 ポッドキャスティングが流行したためか、とっても朗読がお上手な方が増えてきています。これらが無料で楽しめるということは、本当にありがたいことです。既に何か月分ものコンテンツがありますから、朗読がお好きな方はじっくり聴いて楽しんでみてください!

PODTRAIN_hyou1.jpgPODTRAINインタビュー音声に関しては、新刊JPのPODTRAIN特集にてお楽しみください。

また、PODTRAINのご購入はamazonより、お買い求めください。




▽朗読部門に収録された、オススメの3番組
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kimamach.jpg気ままチャンネル
独特な発音と艶やかな美声が後を引く、名作朗読ポッドキャスト番組。長編作では夏目漱石「三四郎」、短編作では芥川龍之介「杜子春」など、数多くのアーカイブを残しています。小説をじっくりと味わい深く、耳で楽しんでみてください。

hanacas_logo01.jpgオハナシ☆キャスト
グリム兄弟「かえるの王様」や、昔話「耳無芳一」「ごん狐」など、子どもたちに聴かせたい、残したい童話や児童文学を読み上げているポッドキャスト番組。大人になっていま一度聴いてみると、新たな発見があるかもしれません。

MUSICINDRAMA.jpgMUSIC IN DRAMA
ドラマ仕立ての脚本と台詞に、音楽と効果音を挿入して送る本格派ドラマポッドキャスト番組。記念すべく第1作目「イントゥ・ジ・アリーナ」をはじめ、“虐待”をテーマにした物語「Attack of The Madman」など数作品を配信中。


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